PHPの勉強をはじめるためにMacで環境を作ってみる
MacでPHPを使用したいと思った場合、単純に考えればPHPとそれが動作するWebサーバをインストールする、という方法が必要になると思います。しかし、Mac 10.6 Snow LeopardではPHPとhttpd(Webサーバ)が既にインストールされているためこれを使わない手はありません。そこで、httpdの設定を整える方向でいきたいと思います。後でMySQLも使いたくなりそうですが、それはその時に考える事にします。
一応、その他の方法
方針は上の通りですが、他の方法もググッてみたので、まとめておきます。
- 自分でsrcからコンパイルしてインストール
- MAMPを使用する
- オールインワンでMacにAapache,Mysql,PHPをインストールしてくれるパッケージのようです。
- こちらのページでMAMPを知りました。http://macphp.sblo.jp/archives/20110206-1.html
- MAMP & MAMP PRO
httpd.confを変更する
MySQL+Apache+PHPをインストールしよう (2/3):今から始める MySQL入門(1) - @ITのコラム7を参考にしてhttpd.confを修正します。
sudo vim /etc/apache2/httpd.conf # 下記部分のコメントを外します。 #LoadModule php5_module libexec/apache2/libphp5.so LoadModule php5_module libexec/apache2/libphp5.so
これだけでhttpd経由でPHPを実行する事が可能です。インストール時点で既にPHP5の設定(/etc/apache2/users/<アカウント名>.conf)が用意されているため、特別ディレクトリの設定などは必要ないのです。
.phpファイルを作成してブラウザから確認する
Hello World!を出力するPHPを作成して配置します。
vim ~/Sites/helloworld.php
<?php print "Hello world!"; ?>
ブラウザにて次のURLを入力することでPHPの実行結果が確認できます。http://127.0.0.1/~<アカウント名>/helloworld.php