"初めてのiOSアプリケーション" を読みなおしてみて
初めてのiOSアプリケーション の感想は d:id:tayutaedomo:20130321 で一度書きましたが、2つ目のiOSアプリケーション:ストーリーボード を読み進める中でもう一度読みなおしたため、新たに気づいたことを記録しておきます。
- ボタンのイベント選択
- アウトレット登録時はクリーンアップ不要
- xcode の Editor のサジェスト機能
- textFieldShouldReturnによる画面の切替
- Modelオブジェクトによるデータの保存
ボタンのイベント選択
P38 にボタンのイベント「Touch Up Inside」を選択する部分があります。どのようなタイミングでイベント受け取るか、ということですが、「Touch Up Inside」以外にも色々とあるようなので、この辺りは一度試しておきたいところですね。
こちらのページが非常に分かりやすくまとまってました。
アウトレット登録時はクリーンアップ不要
P41 に下記のような記述がありますが、この自動でやってくれている内容を理解しておくことが必要だと感じました。本来クリーンアップが必要、ということを頭に入れておきたいと思います。
テキストフィールドにアウトレットを追加したことにより、次の2つを達成したことになります。
...
また、次の文をHelloWorldViewController.mのviewDidUnloadメソッドに追加しました。
self setTextField:nil;
xcode の Editor のサジェスト機能
P46 あたりの記述にエディタのサジェスト機能について明記されています。初心者の方からするとこの辺りはツールの機能を理解するという意味でも有益な感じがしました。Returnキーで確定させるオペレーションが記載されていますが、Tabキーで途中までの補完、またはカーソルを移動させつつ入力する方法なども記載されていると更によかったように思います。
textFieldShouldReturnによる画面の切替
P51 にテキストフィールドのデリゲート部分を実装する部分がありますが、その中でも textFieldShouldReturnメソッドの動きには驚きました。これ実装しないとテキスト入力の入力状態から戻れないんですね。ファーストレスポンダーの制御については常に考えておかないといけないのだと考えさせられます。
Modelオブジェクトによるデータの保存
P50 に userNameプロパティに代入する実装があります。これが Modelオブジェクトへのデータ保存、アプリケーションデータを取り扱う方法、の簡易実装のようです。色々とやろうとおもうとデータを扱う実装が必要になってきますので、この辺りは覚えておいた方がよいと思います。
やっぱりこのチュートリアルはいいドキュメントですね。気になったことを調べながら読み進めていくと色々な事が見えてきます。